フードバンクいぶりの活動方針
- 食材不足でお困りの方への食材提供
- 自立相談支援機関などと連携した支援活動での食材有効活用
- 子ども食堂・地域食堂の支援と連携
- 生活困窮世帯の子ども支援
- 食品ロス削減への取り組み
フードバンクいぶりを立ち上げた経緯
私たちは2015年4月、胆振総合振興局から生活困窮者自立相談支援事業における相談支援業務を受託し「生活就労サポートセンターいぶり」を立ち上げました。
この相談業務では沢山の相談対応をしていますが、食材不足を訴える相談者さんは少なくありません。
この食材不足の緊急状態を解決するために2015年8月から千歳市のフードバンク活動団体「フードバンクネットワーク もったいないわ・千歳」さんから食材の提供を受け、食材を必要とする自立相談の相談者さんに食材のご提供を開始しました。
生活就労サポートセンターいぶりでは緊急状態にある相談者対応と相談者さんの自立に向けた活動に対する動機付けに食材を活用し、一定の成果を生んでいました。
様々な相談支援業務で食材を活用して相談支援の成果をより円滑に達成すること、食材不足による緊急状態の緩和支援をより積極的に行う為2018年4月から3年間、独立行政法人福祉医療機構のWAM助成の提供を受けフードバンクいぶりを立ち上げました。

胆振管内の拠点ネットワーク
フードバンクいぶりでは胆振管内の4市7町の社会福祉協議会、障がい者支援事業所、就労支援事業所、行政機関と覚書を締結して地域内での食材提供の窓口業務と食材寄贈元開発などへの連携を行っています。
また、室蘭市、苫小牧市の生活困窮者自立相談支援機関と連携して生活困窮者への相談支援活動に食材の有効活用を行っています。詳しくはネットワークをご覧ください。
フードドライブ
食品ロス削減に向けての関心が高まりを見せているなか、家庭に眠っている食材の有効活用を目指しフードドライブを実施します。
食材の受付は連携する社会福祉協議会、関係機関など白老以西の胆振圏で16カ所の食材持ち寄り拠点を運用しています。 詳しくはフードドライブをご覧ください。

子ども食堂・地域食堂の支援
2018年、「西いぶり子ども食堂・地域食堂連絡会議」を立ち上げ、白老以西の胆振圏を中心に子ども食堂・地域食堂の立ち上げ、運営支援、食材提供などを行っています。
2020年からは支援させていただいている子ども食堂・地域食堂と連携してフードドライブ活動を開始し、持ち寄られた食材を連絡会議メンバー食堂で相互融通するシステムを稼働しました。 詳しくは西いぶり子ども食堂・地域食堂連絡会議をご覧ください。

子ども支援
夏休みなど長期休校時に給食が食べられないことで体重を減らしてしまう子どもがいる現状を多くの学校関係者が訴えています。
この問題への支援として夏休み/冬休みに食材を必要とする世帯の子どもに食材をお届けする活動(子ども支援プロジェクト)を行っています。 また、2020年3月、6月にはコロナウィルス感染拡大による学校の臨時休校時に特別子ども支援プロジェクトを実施しました。 詳しくは子ども支援プロジェクトをご覧ください。
